ブログ2023.02.08
戻らない矯正は、自分を変えること
この2つの歯並びの問題は、
実は同じことが原因であり、改善方法も同じなのです。
左側は22歳の今まで矯正を行ってきた方で、 装置を外して数年でこのよう
に戻ってしまったそうです。
理由は、この歯並びになった大きな原因が
・乳児嚥下が残っている
・タングスラスト
・クチャラー
という、日常の口の中に起こっている「悪癖」だからです。
矯正しても戻るのは、顎や歯の問題ではなく、
姿勢や舌などから影響を受ける呼吸と嚥下(飲み込み)を改善していないからです。
今、矯正をしても「戻ることもあります」とか「割と多くの方が戻ります」と
言われますが、この悪癖を改善しない限り、戻るのは当たり前のことです。
歯科医が扱う部分ではなく、「自分自身で改善するべき部分」が改善されていないからです。
要するに、何年も矯正をしても、癖が取れていないと無駄になってしまうのです。
右側は、10歳の初診の子供さん。
床矯正、マウスピース矯正など行ったが、良くならなかったと、来院されました。
ふたりとも、歯の問題だとして、解決方法を矯正に求めたからうまくいかなかったのです。
顔、特に目と、口元と、鼻の高さなどに注目し、
姿勢を見れば、喉の問題、ストレートネックの問題、
腰痛の問題、足の形状の問題など…
殆ど全身に問題が生じているとわかります。
全ての機能の問題は、 家族の環境遺伝子としての病的生活習慣にあるのです。
現代の快適な生活環境は、病的生活習慣だと私は考えています。
そうでなければ、50年前になかった病気がここまで増えることはないはずです。
病的(悪い)生活習慣からくる成長、発達の問題なのだから、
呼吸、嚥下機能、消化、排泄機能までのトレーニングの必要性と定期的な評価の必要性が
出てくるのです。
このトレーニングを集団で学んでいるのが未来歯科アカデミーです。
そんなことで
左の方は上顎はすでに自分の力で、たった1時間から数時間
さまざまな起きている時のシチュエーションを教え、
食事、話すなどの時間以外は
わずかな時間でも オーラルトレーナーを使って、
日常生活を良くしたことで6年ほどで改善され、
おめでたいことづくしになっています。
well-beingは
人生の良い方向性の成長、進化を続けることです。
★この問題を全身から見る方法を、
歯科医師、歯科衛生士、医師、看護師、鍼灸師などの医療人が学べるのは、
姿勢咬合セミナーです。
私が提唱しているのは“SHE”です
Sustainability Holistic Education
サスティナビリティ ホリスティック エデュケーション
循環継続的成長健康教育の継続
持続的(血液、唾液など体液循環 )
健康(肉体的、精神的、霊的健康)
教育(可能性を導き信ずる教育)
未来歯科アカデミーは、学べるだけでなく、集団で予防や改善ができます。